先日sum関数についてのブログを書きましたが、
今日の内容は補足その1、半角全角について!です。
今回は便利機能の話ではなく、パソコンを使う時の考え方の話になります。
☆なぜ半角入力がオススメか?
半角文字が世界のスタンダードだから!です。
(※今回はわかりやすくする為に”日本と外国”というとても雑な括りで大雑把に説明しています)
前提
半角と全角とは→幅の狭い文字と幅の広い文字のこと
1文字の大きさが1:2が半角、1:1が全角です。
(マスの数は参考です)
なぜ全角と半角があるのか
実はパソコンには最初”全角”は存在しませんでした。
文字の幅は1種類しかなかったので”全角と半角”と分ける必要がなかったからです。
パソコンは外国で発明された物なので、最初に使われた文字は英語(=アルファベット)でした。
アルファベットは比較的に形がシンプルなので、半角分のスペースでも問題なく表示できます。
なので最初は半角文字しかありませんでした。
でも日本でパソコンを使う時に日本語が使えないと不便ですよね。
じゃあ日本語を表示できるようにしよう!となりましたが、
ひらがなや、特に漢字は形が複雑なので半角ではスペースが足りません*
そこで全角文字が実装され、日本のパソコンには半角と全角の二種類の文字が混在することになりました。
*カタカナは形がシンプルなので半角全角共に実装されています→(全)アイウエオ(半)アイウエオ
混乱ポイント:全角英語
全角出現とともに混乱する概念も出現します。
全角のアルファベットや記号の実装です。
全角は日本で実装されたと書きましたが、じゃあ海外はどうなんだ?というと、
海外は今も基本的に全角文字は使えません。
日本語入力をしないので全角を実装する必要がないからです。
全角英語は英語でありながら、海外には実装されていない文字、
つまり海外では入力できない文字なのです。
半角で入力する理由
Excelの開発元は海外なので、そもそも全角文字での入力は念頭にありませんし、
日本で開発されたソフト等も、全世界で使える規格、つまり半角を使う事を前提としています。
(世界で規格を統一した方が都合がいいですからね)
Sum関数のブログでも書きましたが、パソコンは想定されていない事態が苦手です。
融通が利かないので、同じAでも半角と全角を完全な別物として区別してしまいます。
結局は人間がパソコンに合わせてあげた方が早いという事ですね。笑
まとめ
半角入力を薦める理由は…
パソコンは外国で開発された物なので、日本で開発された全角文字は認識できないから!です。
Excelは開発が進み、全角でも関数が使えるようになっているようですが、
エラーやミスが起こりやすいのでやっぱり半角入力をオススメします。